皆さんがリフォームをする際には、目的が何かあると思います。
目的に合わせて工事をすすめていく訳ですが、目的を達成する為の方法については、よく考えなければなりません。
工事のやり方や選び方によって、費用や結果が大きく変わってきます。
いくつか、例を挙げてみます。
この二つのお風呂は、同メーカーの同じタイプの商品です。
サイズ的には、浴槽のサイズが少し左のものの方が大きくなっています。壁の色、床の色も違います。しかしかかる工事費用はほとんどかわりません。
明るさや、浴槽の広さ等を重視される方は左を選ばれるかもしれませんし、高級感や、洗い場の広さを重視される方は右を選ばれるかも知れません。
どういった空間にしていきたいかというのを考えた上で選んでいきませんと後から後悔してしまうことになります。
左の写真を見てみて下さい。この写真は床を張り替えたものではありません。傷や、汚れ、剥がれ等を補修したものです。
床そのものが腐ってしまっていたりという場合にはできませんが、見た目がちょっと気になる程度の状況でしたら、このように補修だけで済ませる方法もございます。
また、張り替え等を行う場合でも、どのような材料を使用するのか、どのような施工方法をとるのか、どのような色の物を選ぶのかなど、様々な選択が出てきます。
費用優先で考えるのか、見た目重視で考えるのか、機能的なところを考えていくのか等、お客様の生活スタイルに合わせて考えていきましょう。
次に壁紙です。現在、壁紙のデザインバリエーションはかなり豊富です。
石目調、木目調、レンガ調など、アクセントになるものを、壁の一面だけ入れてみたり、全体をお好きな色にしたりと、自由度が高いです。
費用自体は、白の安価な壁紙より若干あがる場合もありますが、一面だけの場合等は、安価な壁紙と比べ、数千円から一万円程度しか上がらないので、お部屋全体の印象が大きく違ってくることを考えると、面白いのではないでしょうか。
また、珪藻土という材料やエコカラットという材料等では、調湿効果や、消臭効果があります。こういった材料を全体もしくは一部に使うことで、デザイン性のみではなく、機能性を追加していくことも可能です。
お客様によってどういったところにこだわりたいのかは、大きく違ってくると思います。ちょっとした工夫だけで、よくすることができるようなこともたくさんあると思います。お客様のご要望をどんどんお聞かせください。私達の経験がお役にたつと思います。